ローレンス・ブロックのノンシリーズ作品『砕かれた街』を読み始めた。
舞台は「あれから1年」のニューヨーク。どうやら、連続殺人と、事件に巻き込まれた人々を描く群像劇らしい。
マット・スカダーものも一時期に比べるとずいぶん緊密さに欠けるようになっている。だが、かつて『倒錯の舞踏』で「現代社会の暴力」をめぐる思索を極限まで突き詰めたブロックだ。それだけに、例のテロをどんなふうに取り扱うのかが気になる。
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