2005-03-22

[] 殺人展示室 / P.D.ジェイムズ (2)

 ようやく、つらい時期を過ぎた。「つらい」と書くと誤解を招きそうだが、つまらないわけではなく、精緻な大伽藍のごとき重厚さに体が慣れるまで、しばらく時間(ないしはページ数)がかかるのだ。やたら密度の濃い小説であり、楽しいことは楽しいのだが、とにかく疲れる。

 それにしても、80歳を過ぎた人が書いたとはにわかに信じがたい重厚さである。

[] ブラッドタイド/メルヴィン・バージェス (2)

 ちょっと間が空いたが、ちゃんと続きを読んでいる。

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