2005-05-01

まさかの時の暴徒裁判

 ひとまず解説を書き終える。モノはクレイグ・ライス『暴徒裁判』の新訳版@ハヤカワ・ミステリ文庫。

 書くのはたいへんだったけど、読むのなら何度でもいいな。

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2005-04-30

小説すばる新人賞下読み

 終了。……というか本日着で返送しなくてはいけなかったはずでは。済みません済みません。

ミス連

 ひさびさに行ったような気がする。飲み過ぎてしまった。

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2005-04-29

本業多忙につき

勤務先の仕事がきわめて忙しく、三週間近く更新が止まってしまった。

ようやく連休に入って一息つける。といっても、休みの間に書かねばならない原稿なんてのもあるのだが。

[] 芦辺拓 / 三百年の謎匣

芦辺拓らしい作品。どんな話かは三百年の謎匣のほうに書いておいた。

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2005-04-11

[] ライオネル・ホワイト / 逃走と死と

 キューブリックの映画『現金に体を張れ』ISBN:B00005L9H2の原作。

 たまたま身近なところで、この映画と原作との違いが話題になっていたので、確認ついでに再読。

 精緻な構成で酷薄な物語が繰り広げられる。短いけれど密度は濃い。

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2005-04-10

読書が捗らない……

 本業関連の専門書を読んだり、新人賞の応募原稿を読んだりで、それ以外の読書はあまり捗らない状態。

 ライスだけは諸般の事情でちゃんと目を通しておきたいところだが。

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2005-04-09

花見

 勤務先の人の誘いでお花見へ。陣取った場所が日陰だったのでやや寒かったけど、花見にはちょうどよかったようだ。

[] クレイグ・ライス / 暴徒裁判

 読み始め。たしか再読だと思うんだけど、あまり話を覚えていないので、新鮮な気分で楽しめる。

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2005-04-06

[]クリストファー・ファウラー / ルーフワールドISBN:4150201374 (1)

ハヤカワ文庫FTではあるが、基本的に現実の枠をはみ出す要素はないようだ。

舞台はロンドン。建物の屋根の上にひそかに築かれた、独自の社会をめぐるスリラーのようだ。

都市の地下に、ひそかに独自の社会ができていた……というのは地底小説の典型的なテーマだが、これはそれの屋上版。いわば裏返しの地底小説かもしれない。

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2005-04-05

[]ウィル・マッカーシー / アグレッサー・シックス

ISBN:4150115079

たいへんバカバカしくてよろしい。

人類文明を脅かす異星人の戦略・戦術を把握すべく、彼らの言語や習性を身につけた特殊調査班の物語。

……だが、メンバーの大半はあまり異星人になりきれてないし、一人だけになりきってる奴はあまりにもなりきってしまってチームから浮いてしまっている。人類が何億人という単位で死んでいるさなか、彼らはおもむろに「これまでの人生で恥ずかしかったこと」を話す会を開いたり、もうなにがなんだか。

クライマックスで彼らが見出す解決法たるや、呆れてものも言えないくらいに意外だ。なぜもっと早くそれをしない? というタイプのもの。なんというか、クイーンの『第八の日』を思い出してしまった。

異星人の設定(4つの性と6人単位の社会構造とか)があまり活かされていないのはもったいないけど、この脱力もののオチだけですべてを許してしまいたくなる。許しちゃいけないような気もするんだが。

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2005-04-03

小説すばる新人賞

 応募原稿の詰まった箱が届く。下読み開始。

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2005-04-02

[] ヴァル・マクダーミド / 過去からの殺意

ISBN:4087604837

第一発見者として殺人事件に巻き込まれた四人の大学生。事件は彼らの人生に大きな影を落とした。そして25年後。警察が未解決事件の再捜査に乗り出して、過去の事件が再び彼らの前に立ちはだかる……。

ゆったりと過去を描く第一部と、スピーディに現在を描く第二部からなる。地味ではあるけど、しっかりしたつくりで読ませる。

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