2004-01-23

「このミステリーがすごい!」大賞授賞式。

この日までに受賞作を読んでおかねば、と思っていたのだが、なんとか前日に読了した。

会場は宝島社の近くにあるホテルの中華料理店。第一回の授賞式が催された、バブルの残り香が漂うような会場にくらべるとずいぶん慎ましい。が、個人的には今回の会場のほうが落ち着いた風情で好感が持てる。少なくとも料理の質は去年より上だったと思う。

ただし前回はやたらと派手な演出があったけど、今回はなんだか普通の宴会という感じ。出席者も顔なじみの方が多く、「いつもと変わらないですねえ」なんてことを話した記憶がある。

 ちなみに大賞受賞の『パーフェクト・プラン』は、改稿の結果コンピュータ関連の記述が妙に詳しくなっている。なんでまたあんなことに……と思っていたのだが、その事情を知ることができた。大森望さんの趣味というより、大森さんがよそから知恵を借りてきた、というのが真相。

 しかしまさか、このミス大賞授賞式でLinuxがどうのとかRubyがどうのとかいう話をすることがあるとは思わなかった。

 その後三次会まで続いたが、杉江松恋氏が破壊衝動に駆られることもなく無事に終了。

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