生存報告

長いこと放置していたけれど、こんな事態なのでひとまず状況報告を。

なにごともなく無事です。

自宅の本棚が倒れることもなかった。本棚の上に載せてたものは床に落ちていたけれど、もともと散らかっているので雰囲気は大して変わらない(それはそれで問題だ)。

当日は、職場から同じ方面に向かう人たち8人くらいと一緒に歩いて帰った。距離は約25km、所要時間は7時間近く。
職場から4kmほど離れた隣の駅に向かって歩いていたころは、まだ事態を甘く見ていた。駅に着くころにJRが動いてたらいいな、くらいの期待を持っていた。
ことのヤバさをさとったのは、さらに数km歩いて横浜駅にたどり着き、そこで帰宅を断念したとおぼしき人々が駅ビルのあちこちに座り込んでいる姿を目にしてからだ。
私ともう一人は横浜駅近くで他のメンバーと別れて東横線沿いに北上した。二人であれこれ喋りながら移動。一緒に行く人がいてよかった、おかげで無事に帰れたと礼を言われたが、それはお互い様だ。

10数km離れた自宅をめざして歩いている間も、震源に近い東北はここより大変な状態だろうな、とは思っていた。それでも、帰宅してからTVで見た被害のすさまじさは想像を遙かに超えていた。

上司から連絡があり、月曜日は自宅待機となった。そんなわけで月曜日は旅立ったりしないで(そもそも俺はラビではないのだ)、自宅で遅れている原稿を片付けてしまおう。停電の前に。

被災されたミステリ好きの方々が、人が殺される小説をのんきに楽しめる日々が早く戻ってきますように。

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