■[入手本]神のはらわた / ブリジット・オベール
ブラックユーモアたっぷりのサイコ・サスペンスだった『死の仕立屋』の続編。雰囲気は前と同じようである。つまりお下劣変態路線。そもそもオベールはそういう作家であることが、作品が訳されるたびにはっきりしてきた。初期の作品では猫をかぶっていたにすぎない。
『マーチ博士~』あたりを絶賛した人の中には、もう呆れている人も少なくないだろう。が、私は熱烈に支持したい。猫の皮をかぶった変態。もう猫はどこかに捨てたようだが。
■[入手本]元気なぼくらの元気なおもちゃ / ウィル・セルフ
ひねくれ気味の短編集。
■[入手本]FLUSH / カール・ハイアセン
ハイアセンのジュブナイル作品。