ここ1年のベスト10


各種年間ベスト選びの回答も一段落、自分の回答はだいたいこんな内容(なお、順位はアンケート回答時の気分で多少変動しています)。

■海外
『遮断地区』ミネット・ウォルターズ
『11/22/63』スティーヴン・キング
『予期せぬ結末1 ミッドナイトブルー』ジョン・コリア
『レッド・スパロー』ジェイソン・マシューズ
『甦ったスパイ』チャールズ・カミング
『われらが背きし者』ジョン・ル・カレ
『キング・オブ・クール』ドン・ウィンズロウ
『夜に生きる』デニス・ルヘイン
『極夜』ジェイムズ・トンプソン
『孤高のSAS戦士』クリス・ライアン

冷戦が終わっていちばん自由になった西側の人間はジョン・ル・カレだと思うのですが、『われらが背きし者』を読んで改めてその思いを強くしました。チャールズ・カミングは『ケンブリッジ・シックス』もよかったけど、格好悪いところが実に格好いい主人公の心意気を買ってこちらを。

■国内
『黒警』月村了衛
『時の審廷』芦辺拓
『ブラック・ダラー』清野栄一
『密葬 わたしを離さないで』江波光則
『ライフルバード 機動隊狙撃手』深見真
『定吉七番の復活』東郷隆
『八月の残光』赤城毅
『落日のコンドル』霞流一
『スタート!』中山七里
『ホテル・モーリス』森晶麿

『時の審廷』に渦巻く陰謀の匂いがたいへんよかった。久生十蘭『魔都』とか小栗虫太郎『二十世紀鉄仮面』のような。『密葬 わたしを離さないで』はたいそう陰鬱な話ですが、挿絵に描かれた美術教師の顔を見て笑ってしまった。駒の視点からチェスの勝負を描いたような小説。

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