投稿者「古山裕樹」のアーカイブ

ファイロ・ヴァンスは電子書籍の夢を見るか?

 去年のことだが、ヴァン・ダインの『僧正殺人事件』を読み返すことになった。こんなことでもないとわざわざ買わないだろうと思い、電子版を買ってみた。  昔読んだときの記憶で、非常に読みにくく面倒くさいものを想像していたのだが … 続きを読む

カテゴリー: ミステリ | コメントする

選考完了

 選考通過作品を宝島社に連絡。  題名のインパクトが強烈なものが一編あり、推薦の弁を書くのがちょっぴり恥ずかしいです。それとは別に、最近のライトノベルの影響なのか、やたらと長いタイトルの作品が増えたような気がする。  割 … 続きを読む

カテゴリー: ミステリ | コメントする

経過報告

半分読了したけれど、まだ「これはぜひ通過させたい」というものを見つけられずにいる。今のところ「次回作に期待」ばかり……という状態。 とはいえ、『シャトゥーン』も『天使の分け前』も、当時の読んだ順序は後ろの方だったので、ま … 続きを読む

カテゴリー: ミステリ | コメントする

もう11回目か……

恒例のアレです。 毎年、宝島社の方の高い梱包能力に感心している。 送り返すときに原稿をもとどおりに詰め直すのが大変で、いつも苦労している。 欲を言えば、紙ではなくテキストデータをやりとりするようになればだいぶ楽になるのだ … 続きを読む

カテゴリー: ミステリ | コメントする

19世紀のネット事情

19世紀にはテレビも飛行機もコンピュータも宇宙船もなかったし、抗生物質もクレジットカードも電子レンジも携帯電話もなかった。 ところが、インターネットだけはあった。 そんな書き出しから始まる『ヴィクトリア朝時代のインターネ … 続きを読む

カテゴリー: 歴史 | コメントする

港の空の色は、

港の空の色は、空きチャンネルに合わせたTVの色だった。 ウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』を、ひさしぶりになんとなく再読。冒頭の一文を読んで、そういえばTVの画面が砂嵐になったのを見たなあ、と思い出す。 だが、買 … 続きを読む

カテゴリー: SF | コメントする

ミステリマガジン2012年5月号

4月号と表紙を見比べると、まるで別の雑誌のようだ。むしろ4月号が「らしくない」のだが。 海外作品の新刊評は2人でカバーしている。1人4作品で計8作。私がはじめてこのページの原稿を書いたのは10年くらい前だけど、そのころは … 続きを読む

カテゴリー: ミステリ | コメントする

奄美離島連続殺人事件

奄美離島連続殺人事件 / 中村 啓 「このミス」大賞優秀賞でデビュー後の、第二作の改題&文庫化。解説を書きました。第一作から超自然要素を除いたような作品で、雰囲気は第一作と同じ傾向。続く三作目からは、コミカルな面が目立つ … 続きを読む

カテゴリー: ミステリ | コメントする

幻夢の時計

ブライアン・ラムレイ (著), 夏来 健次 (翻訳) 『地を穿つ魔』『タイタス・クロウの帰還』に続く第三作。 解説を書きました。 東京創元社ではホラーに分類しているけれど、これは明らかにヒロイック・ファンタジーと呼ぶべき … 続きを読む

カテゴリー: ファンタジー | 3件のコメント

読む環境・書く環境

最近の約1~2年で、自分にとって大きく変わってしまったのが、本を読むための環境と、文章を書くための環境だ。 ■読む環境 以前書いたとおり、かなりの部分をKindleに移行してしまった。とはいえKindle向けの日本語書籍 … 続きを読む

カテゴリー: 未分類 | コメントする