小説」カテゴリーアーカイブ

流れよわが音楽、とスパイは言った

ジョン・ル・カレのスマイリー三部作。英国情報部のスマイリーと、ソ連のカーラとの対決をしめくくる第三部『スマイリーと仲間たち』では、スマイリーがかつて妻に贈ったライターが、物語の演出として印象深く使われている。 フィクショ … 続きを読む

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イノセント・ゲリラの祝祭

海堂尊 / 宝島社 『チーム・バチスタの栄光』から始まる、田口&白鳥シリーズ最新作。今回の舞台は医療現場ではなく、厚生労働省の会議室。ミステリらしい事件が起きるでもなく、ただ会議と根回しだけが続く。  というわけで、普通 … 続きを読む

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解説

これまでに書いた文庫解説。入稿時点のデータをもとにしているので、それ以降の修正は反映されていないことがあります。 ※以下の解説は未掲載です。 水没 青函トンネル殺人事件 メフィストの牢獄 処刑者たち トーテム[完全版]

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読書録

新刊&再読の記録。諸般の事情で、日付順には並んでいません。主に私の空き時間の都合で、かなり面白かった本でもここに紹介できなかったものは多く、反対にそれほどでもなかったけどここに挙げているものも少なくありません。

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ルート350

古川日出男 / 講談社 全8編を収めた短編集。読んでいるうちに思い出すのは、作者の別の長編に記されたこの言葉だ。 でも、あなたたち、この世にフィクション以外のなにがあると思ってるんだ? 『ベルカ、吠えないのか?』 何を語 … 続きを読む

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悲劇週間

矢作俊彦 / 文藝春秋 20歳の堀口大學が、外交官の父に呼ばれて、その任地であるメキシコに旅立つ……という物語。 つねに正義を貫けるわけではない外交の場で生きる父と、それを許せない息子との関係が話の軸になっている。 ただ … 続きを読む

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13のショック

リチャード・マシスン / 吉田誠一訳 / 早川書房 異色作家短編集第4巻。『地球最後の男』で知られる作家の短編集。 ■収録作品 ノアの子孫 ニューイングランドの閉鎖的な町……というとつい「インスマスの影」を思い浮かべてし … 続きを読む

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フェアリー・フェラーの神技

マーク・チャドボーン / 木村京子訳 / バベル・プレス 2003年度の英国幻想文学大賞短編部門受賞作。そう、短編ひとつで本一冊なのだ。この本の表紙を飾る絵画“Fairy feller’s master st … 続きを読む

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■あるいは閉ざされた小さな場所。  江戸川乱歩は閉ざされた小さな場所に独特の偏愛を抱いていたようで、「人間椅子」なんてのはその好例。あの話は、他の作家が書いてもあれほど面白くはならなかったんじゃないか、と思う。  そうい … 続きを読む

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二月二日ホテル

北方謙三 / 角川文庫 (文庫解説)  写真家・望月を主役に据えた短編集は、本書と、先に刊行された『一日だけの狼』の二冊がある(各編は独立しているので、本書から読み始めていただいても差し支えない)。これらの短編が発表され … 続きを読む

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