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2002/07/27 (土)

学生の飲み会に、

OBのおじさんとおねえさん(←配慮)数人でまぎれこんでみた。

二次会の店で、「いかにも」なおたくのお兄さんたちの集団の隣りのテーブルになる。

こちらのグループの女の子のひとりは 「『萌え』とか『抜ける』とかそーいう言葉がいっぱい聞こえてくるんですよ」 と、かなり嫌がっていた。

もっともこちらもミステリおたくの集団なので、会話の端々に不穏な単語が乱れ飛ぶことが多く、あまり人のことを偉そうに言えた立場ではないのだが。

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2005/07/27 (水) 読みかけの本など

[ミステリ] 英国占領 / マリ・デイヴィス

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もしもナチス・ドイツがイギリス侵攻に成功していたら……という設定のもとで、占領下のイギリスを舞台にした、レン・デイトンの『SS-GB』(上[amazon.co.jp] / 下[amazon.co.jp])みたいな話。この手の話では定番の、国防軍とSSの確執もうっすらと描かれ、いっぽうのレジスタンスも一枚岩ではなく(なにしろ貴族もいれば共産主義者もいる)、占領下で暮らすイギリス国民の姿勢もさまざま。そんなわけで対立関係はけっこう入り組んでいて、その複雑さがおもしろさを引き立てている。

オタバリの少年探偵たち / セシル・デイ・ルイス

ニコラス・ブレイクが本名で発表したジュブナイル。

爆撃で両親を失った子供が戦争ごっこに参加していて……なんて描写をさらりと書いているあたりに凄みを感じた。

[ファンタジー] 魔の都の二剣士 / フリッツ・ライバー

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 しばらく前に『ランクマーの二剣士』が刊行され、ようやく定訳版が全部揃ったシリーズ。1巻目からゆっくり読んでいる。

 1〜3巻は旧版で読んだので、再読になる。異世界ファンタジーにパルプマガジン的怪奇小説の味わいを加えたものとして印象に残っている(読んだときは中学生か高校生だから、パルプマガジン云々は後づけ)。ところで表紙のイラストは、旧版のほうが作品の色に似合っていたと思う。


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