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2006/03/
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1. マングースの尻尾 / 笹本稜平
2. 漂流爆弾 / リーアム・キャラナン
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1. 漂流爆弾 / リーアム・キャラナン
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1. ミステリマガジン新刊評
2. 確定申告
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1. 推理作家協会賞短編部門
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1. ミス連
2. 主な登場人物
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1. トーテム[完全版] / デイヴィッド・マレル
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1. プルトニウム・ブロンド / ジョン・ザコーアー&ローレンス・ゲイネム
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フランス情報機関幹部の立場を利用して副業で私腹を肥やすマングースと、武器商人・戸崎との死闘を描いた連作短編。
「いかにも」な登場人物を配して世界各地を舞台に繰り広げられる罠の仕掛け合いは、安心して楽しめるできばえ。ただ、敵役が主人公を危機に追い込む → 敵役は自分の企みを得々と語る → その隙に主人公or味方が反撃する という「冥土の土産に教えてやろう」パターンを連発させるあたり、ちょっと重みに欠ける。
面白く読めるけれど、この人のベストとは言い難い。
時は第二次大戦末期、舞台はアラスカ。若いベルク軍曹は、日本軍の風船爆弾を秘密裏に処理することを命じられる……。
冒険小説かと思って読み始めた。戦争という状況と厳しい自然を利用して組み立てられているところは冒険小説っぽいけれど、描こうとしているものはそこから少し外れたところにあるような気がする。幻想小説の二、三歩手前で踏みとどまっているような不思議な感触。
いわゆる冒険小説ではなかったけれど、変わった印象を残す小説として楽しめた。
第二次大戦末期のアラスカを舞台にした戦争小説ではあるのだけれど、「敵」の姿がほとんど描かれない。なにしろ主人公は不発弾処理要員、彼が追うのは日本軍の風船爆弾なのだ。
「敵」の姿が曖昧な戦争小説は他にもあるけれど、それもたいていは軍隊という組織を描いている。が、この本にはそれもない。組織としての軍隊の姿は希薄で、物語は主人公とエキセントリックな上官と謎めいた占い師の女との三角関係を軸に語られる。
今回はこの4冊。
『デス博士の島〜』を何度も読んでいたせいで原稿が遅れてしまった。毎度のことながら申し訳ございません。何度も読み返したくなるようなものを書くジーン・ウルフが悪いんです(ということにしておこう)。
その席上でちょっと話題になったのが、翻訳物にはたいてい載っている「登場人物一覧」。アレは原書に載っているものではないので、日本側で本を作るときに誰かが作っているわけだ。
大変な作業だと思う。誰を載せて誰を載せないかという取捨選択も悩ましいところだし、どう紹介するかも難しい。特にミステリの場合、下手に正確なことを書くとネタばらしになりかねない。
たとえばロス・マクドナルドだと、「○○○……△△△の父親」なんて登場人物一覧に書かれていても、読んでみると実は叔父でしたとか、どうかすると実は夫でしたなんていう凄まじい展開も珍しくない。
そういえばディーン・R・クーンツの『ライトニング』みたいに、登場人物一覧にとんでもない人名が載っているせいで、なんとなく後の展開を想像できてしまうという不幸なケースも存在する。お話としては大変面白いものだけにもったいない(アレを読むときは登場人物一覧を見ないようにしましょう)。
登場人物一覧に手間がかかっているといえば、キム・ニューマンの『ドラキュラ紀元』シリーズの人物事典。なにしろ実在の人物はもちろん、さまざまなフィクションの登場人物が大挙登場するので、出典を探すだけでも一苦労だろう。しかも文中の人名だけマークしていればいいというものではなく、名前が出てこないけれど実は有名人、というケースもある(チョビ髭を生やしたドイツ軍の伍長とか)。
近年のもので印象深かったのは、マイケル・スレイド『暗黒大陸の悪霊』。登場人物一覧に、なぜかそれぞれの人種まで書かれていたのだ(白人/黒人/その他に分けられていた)。なんだこれはと怪訝に思いながら読み進めるうちに、その必然性が浮かび上がってきたときには心を揺さぶられた。まさかそんな理由で人種を載せていたなんて!
各社の翻訳書で登場人物一覧を作られている皆様、ほんとうにお疲れ様です。
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たいへんくだらない話で、実に素晴らしい。
主人公は地球最後の私立探偵。相棒はジーヴス気取りのスーパーコンピュータ。そして依頼人は大富豪の美女。亡夫が密かに造らせた、彼女そっくりのアンドロイドを見つけ出してほしいというのだ。だが、そのアンドロイドは原子力で動き、人間の150倍の怪力と176倍の耐久力と200倍の反射神経(と金髪と巨乳)を備えているのだ!
間の抜けた大仰さがおかしさを醸し出す。しかもクライマックスではもちろん人類の危機を救うのだ! 久しぶりに読んだ私立探偵小説がこんなのですよ。うう。
ちなみに秘書は超能力者……だが、出番が少ないのがもったいないところ。
これから読むもの・読み直すもの
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