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2005/12/
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1. 最近の再読
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1. 読みかけの本
2. 表紙・生頼範義
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1. 短編予選
2. このミステリーがすごい! 2006年版
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1. 新刊評
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1. ミステリ忘年会
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1. ミス連忘年会
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1. チーム・アメリカ
2. 満州帝国崩壊 -ソビエト進軍1945-
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1. 狼の帝国 / ジャン・クリストフ・グランジェ
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1. 移転しました
2. 移転ついでに
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1. 眠れる人の島 / エドモンド・ハミルトン
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1. 眠れる人の島 / エドモンド・ハミルトン
2. 忘年会
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1. 韓国の大学入試の風景
2. 〈亡霊国家ソヴィエト〉を倒せ / ブラッド・ソー
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1. 移転元のサイトに
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1. 昨日飲み過ぎた
2. 地を穿つ魔 / ブライアン・ラムレイ
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1. 大晦日なので
2. 文明崩壊 / ジャレド・ダイアモンド
3. フェアリー・フェラーの神技 / マーク・チャドボーン
最近まとめて読み直したもの。
さて、私は何をしているのでしょう。
推理作家協会賞短編部門の予選のため、会社を定時で飛び出して推理作家協会事務局へ。とどこおりなく各自の作業分担を済ませて、1時間弱で解散。
席上でもちょっと話題になっていたのが、今年の「このミス」だった。最近は、書店でも大々的にフェアを催すことも少ないようで、ちょっと寂しい。
同意したのはp.75、味わい深かったのはp.77最上段。
それはさておき、ジャンル別総括の海外編で、小池啓介(本格)/川出正樹(サスペンス)/古山裕樹(犯罪小説・警察小説)の三者がそろってマイケル・スレイド『斬首人の復讐』を取り上げているのは、談合でも牽強付会でも騎馬警察の陰謀でもなく、ごく自然な流れです。だって本格ミステリだしサスペンスだし警察小説だし。
とはいえ、三人そろってスレイドというのは笑ってしまった。別に互いの好みが似通っているわけでもないのだが。そんなわけで、アンケート集計では12位だったけど、心の中では2005年のプチ三冠王です。そしてもちろん永遠の一番星。
毎度のことながら遅れてしまってすみません>編集部
今回担当したのはこの4作。
『よい子はみんな〜』は、クリスマス・ストーリーとしてもおすすめの、ユーモアと危うさが同居するサスペンス。
IRAと英国政府のチェスゲームを描いた『七月の暗殺者』は、「駒」の内面もきっちり描かれていて、強く激しくおすすめ。
『007〜』はお約束の踏襲が素敵。
扱いに困ってしまったのが『レイジング〜』。南極の氷の下に超古代文明の遺跡がありましたよ、という『エイリアンvsプレデター』からエイリアンとプレデターを取り除いたような話だ。南極で超古代文明の遺跡を見つけましたよ、という話ならば、大風呂敷の達人クライヴ・カッスラーによる『アトランティスを発見せよ』という偉大な先達があるわけで、あまり何のヒネリもない話を書くのはどうかと思う。
南極といえば、超古代文明の遺跡やナチの残党が出てくるのはお約束である。したがってそういうものが出てきても、喜びはするけどあまり驚いたりはしない。
今までにいちばん驚いたのは、南極を舞台にした冒険小説に北朝鮮特殊部隊が出てきたときだ。よくぞこんな遠くまで。思わず目頭を熱くしてしまった。
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某氏から「ぜひ見た方がいい」「というか、どうしてまだ見てないんですか!」と叱責されるような勢いで薦められた。
ルーブル美術館やピラミッドを吹き飛ばしながらテロと戦うチーム・アメリカの物語。彼らの行く手を阻むのは、リベラルなハリウッド・スターたちにマイケル・ムーア。そして真の黒幕は……金正日!
コメディとして非常に楽しめた。政治的な立場に関係なく、なんでも笑いの対象にしてしまう爆走ぶりがすばらしい。下品さのぶち込み方もよい。
ちなみに、金正日は絵に描いたような悪の将軍様として活躍する。金正日といえば韓国から映画監督を拉致して怪獣映画を撮るくらいの映画好きであり、ここまで映画の中で大活躍させてもらえたのだから本望だろう。
ところで、作中で開催される国際式典には日本の代表も出席しているのだが、これって天皇陛下かなあ?
1982年のソ連映画。1945年8月、満州に侵攻したソ連軍と日本軍の戦いを描く。……といってもプロパガンダ色は意外と希薄で、娯楽性が強い。
素人考えだと、昭和20年の日本軍なんてもはや戦争どころではないようにも感じられるのだが、作中ではけっこう健闘してソ連軍を苦しめていたりする。ソ連側の補給の痛いところを突いてみたり。自分たちは補給を軽視していたわりに、他人の補給には敏感なのだ。
ちょっとおかしかったのが、ソ連軍に捕らえられた日本兵。彼は日本語で「万歳日本! 万歳日本! 花は桜木(?)、人は武士!」などと叫んでいて、士官が通訳に「彼は何と言っている?」と尋ねると、通訳は「大日本帝国は不滅だ、と」……往年のアカデミー出版みたいな超訳である。
ほか、セミョーノフ軍の残党なんてのが出てくるのには少し驚いた。セミョーノフ軍って、ロシア革命の時の反革命側の部隊ではなかったか。ちなみに私は白系ロシアというとすぐに「聖アレキセイ寺院の惨劇」を思い浮かべる、引き出しの少ない人間である。
T34がバカみたいに出てくるのでその筋の人にはおすすめ。
さっき読み終えた。たいへん興奮している。
ついこの間まで「今年のベスト」を選んでいたわけだが、これは来年のベスト有力候補だと断言してしまうくらいに興奮している。
『クリムゾン・リバー』の机の並べ方に随喜の涙を流した人、『コウノトリの道』は面白いけどまともすぎやしないかと思った人には、心の底からお薦めしたい(どっちも自分のことだ)。
彼は自分がスポンサーよりも抜け目がないと思い込んでいた。操られるのではなく、操ることができると思い込んでいたのだ。(p.303)
そうなっていたかもしれない。二〇〇一年九月十一日のことがなければ。(p.316)
……という文章からもうかがえるように、マクロなスケールの妄想と、個人レベルの不安感とが綺麗に重なり合う、きわめて水準の高い陰謀小説である。
このへんもあわせて読むといいだろう。
特に『陰謀と幻想の〜』を先に読んでおくと、例えば次のような一節に激しく興奮できる。
〈灰色の狼〉はその失われた大陸を夢見ているのです。(p.443)
すごいよこれは。どうしましょうか。
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このへんも変えてみた。
YukiWikiに何か不満があったわけではない。そもそもスクリプトのあちこちをいじって「俺専用」にしていたので、何か困ることがあっても自分のせいではないかという気もする。
SF作家として知られるハミルトンの、初期の幻想怪奇作品集。秘境冒険ものを中心に、ファンタジーやオカルト探偵ものを収録しているようだ。いずれも初出は「ウィアード・テールズ」。
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拳を固めて何か叫んでいる半裸の若者たち。とても大学入試の風景には見えないのだが、いったい何をしているのだろう?
「もし冷戦が終わってなかったら? あるいは終わったとわれわれは考えたが、ソヴィエトは死んだふりをしているだけだったら?」
というわけで、ひそかに力を蓄えた秘密組織「新ソヴィエト社会主義共和国連合」がアメリカに牙を剥く……というアクションもの。
地を穿つ魔 <タイタス・クロウ・サーガ>(ブライアン・ラムレイ)
訳者の方から送っていただきました。ありがとうございました。
ヨーロッパ各地で相次ぐ群発地震。その影には人知を越えた存在が潜んでいる──クトゥルー眷属邪神群に、禁断の知識をもって立ち向かうオカルティスト、タイタス・クロウの活躍を描くシリーズ作品。クトゥルー神話に派手な活劇要素を持ち込む手法のはしりである。
ちなみにこのシリーズ、先に短編集が訳されている。
同文庫の「シャーロック・ホームズのライヴァルたち」を意識したかのような邦題だが、実際この本でのタイタス・クロウはまさに名探偵。オカルティックな世界の論理に従って謎を解き明かすのだ。
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本日購入。
『銃・病原菌・鉄』で、世界各地の文明のたどった道筋の違いを自然条件の違いをもとに比較してみせた筆者。今度はさまざまな社会が衰退した過程を検討して、現代社会が生き延びる道を探る……らしい。
2003年度の英国幻想文学大賞短編部門受賞作。絵画「フェアリー・フェラーの神技」に魅せられた男の物語らしい。
著者略歴を見ると
現在は森の奥に住み、環境保護と呪術のかたわら、精力的に執筆中。
とか素敵に怪しいことが書かれていた。
訳者解説にもあるとおり、Queenに同名の曲がある。
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