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2004/05/
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1. ちょっとしたイベント完了。
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1. 小説すばる新人賞の下読み。
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1. ミステリマガジンの書評など。
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1. あるところでデイヴィッド・ピースが
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1. 連休明け
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1. 横浜近辺で職場の人たちと飲んでいたはずが、
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1. 音楽産業とか
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1. ところでWinnyに何か深い思い入れがあるわけではなく
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1. それはさておき、
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1. 『これだけは知っておきたい名作ミステリー100』
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1. 倉庫に預けるため
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1. 勢いでこんな本を買ってみた。
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1. 『奇術師』を読む
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1. 『木曜日に生まれた子ども』
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1. バーディンな一日
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1. いろいろやらなきゃいけないことがあったのに、
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1. で、今日は
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1. 横溝正史ミステリ大賞贈呈式
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こういう新人賞の応募原稿については「下読みの鉄人」(http://www.sky.sannet.ne.jp/shitayomi/)という優れたサイトがあるので、今さら私が何か言うことなんてない。
……と言いつつ書いてしまうのだが、原稿を印刷する時に、体裁には気を配るに越したことはない、と思う。
今回いちばん読み辛かったのが、原稿用紙の升目に合わせて20字×20行で印刷された原稿だった。文章自体は普通なのに、体裁が体裁なので字面を追うだけでかなり疲れてしまった。
字面を追うだけで消耗してしまうと、いいところがあっても見落としてしまうことだってあるかもしれない。そうなってしまっては実にもったいない。
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「デビピ」と略されているのを見て、ひっくり返りそうになった。
http://www.hayakawa-online.co.jp/noir/noir5.html
で、馳星周と握手してるのが問題のデビピだ。でびぴ。でびぴぴぴー。
ちなみにロス・マクドナルドは「ロスマク」と略されることがあるが、この背景には日本の特殊な事情──みなさんもご存じの「マクドナルド短縮問題」が絡んでいる。
日本のような同質性の強い社会では、きわめて小さな差異が、時として暴力を伴う激しい対立のきっかけになりかねない。過激派のいわゆる「内ゲバ」はその一例だ。ファストフード店の呼称のような些末な問題も、日本では地域対立の火種になりかねない。対立する2派──全国的な展開を図るマック派と、近畿地方を中心に熱烈な支持層を獲得しているマクド派の確執は根が深く、和平への道のりは遠く険しい。今の日本は、自衛隊を海外に派遣している場合ではないのかもしれない。
このデリケートな問題が、ロス・マクドナルドの短縮形を規定した──「マクドナルド」の一部分にファーストネームの「ロス」をつけて「ロスマク」。ハマコーやキムタクと同じ、日本人になじみやすいカナ四文字分の短縮形である。
短縮形を制定した人々の知恵が結晶したのが、後半の「マク」である。濁音を排除するマック派の教理に合致するだけでなく、マクド派が神聖視する文字列抽出条件「左からn文字をそのまま用いる」をも同時に満たしているのだ。これは、新村出による「広辞苑」の序文(正かなづかいと新かなづかいの両方に合致)以来の偉業ではないだろうか。
もちろん、これはマクドナルド短縮問題そのものの解決を意味しない。問題を先送りしただけの日本的な方策だ、といってしまえばそれまでだ。だが、ハードボイルドという分野が、政治的な闘争で疲弊することを防いだ先人の叡知には、一定の評価が与えられてしかるべきだろう。これが「ロスマック」や「ロスマクド」だったら、今ごろ日本はどうなっていたことか、想像するだけでも背筋が冷たくなる。
また、こういう特殊な事情が生んだ短縮方法なので、他の作家に適用するには注意が必要だ。例えば、マックス・アラン・コリンズをマッコリと呼ぶのは慎むべきだろう。たとえマッコリが美味であったとしても。また、アントニー・バークリーをアンバクと略すのも好ましくない。アンドリュー・ヴァクスと誤認する危険がある。ロジャー・シェリンガムは前科27犯のアウトロー探偵ではないのだ。
……と妄想を書き連ねるのはそろそろ止めておこう。それはともかく「ブラピ」とか「デビピ」みたいな縮め方はどうも馴染めない。AdobeのIllustratorが「イラレ」になったり、Powerpointが「パワポ」になったりするのも苦手。だいたい「ぱわぽ」なんて、「だめぽ」とか「ぬるぽ」みたいではないか。
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目が覚めたらチバ・シティ。本来は東京駅で乗り換えるはずが……久々に寝過ごしてしまった。
ファミリーレストランで時間を潰し、始発電車に乗って帰った。空はTVの空きチャンネルの色どころか、まだ真っ暗だった。
始発を待ちながら読んでいたのはスティーヴン・マーティン・コーエン『マンハッタン市街戦』。中東のテロリストがニューヨークで破壊活動を行う物語が、まだ絵空事だった時代の小説だ。
http://www.asahi.com/tech/asahinews/OSK200405100029.html を読んで、匿名性の高いネットワークは、「挑発的態度」だけで逮捕されてしまうような抑圧的な社会においてこそ有用かもしれない……と思った。
ところで関連記事を読んでいると……
容疑者は開発したWinnyを02年5月上旬からホームページで無料配布。 (http://www.asahi.com/tech/asahinews/OSK200405100018.html )
日本音楽著作権協会(本部・東京)によると、Winnyの登場でレコード会社などはかなりの痛手を被っていたとみられるという。レコード会社の総生産額は毎年減り続け、98年に比べて03年は約3分の2の4千億円に落ち込んでいる。 (http://www.asahi.com/tech/asahinews/OSK200405100025.html)
ってことは、1998年から2001年にかけての減少はWinnyとは関係ない。2002年以降にしても、http://www.riaj.or.jp/issue/record/2004/200402.pdf のp.5に載ってるきれいな没落ぶりは、素人の目には「ここ数年の傾向がそのまま続いてるだけ」に見えてしまうのだが。
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