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2004/12/
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1. 結婚を祝っていただいた
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1. 渋谷にて忘年会
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1. ひさしぶりに西葛西へ
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1. 過去
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1. 推理作家協会賞短編部門の選考
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1. 職場の人々と宴会
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1. 週刊文春が家に届いていた
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1. スキャナと裁断機を購入。
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1. 週刊文春ミステリーベスト10の全回答
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祝ってくださったのは、逆密室関係者をはじめ、ミステリ関連の友人知己の皆さん。
会場は焼肉屋。幹事に「なぜ焼肉?」と聞いてみたところ、「だって古山さん北朝鮮ネタ好きじゃないですか」と予想通りの回答が。北朝鮮はいま、焼肉どころではないはずだが。
途中、幹事の指示で、妻ともども生肉をもって各テーブルに赴き、肉を焼いて回った。キャンドルサービスならぬ焼肉サービス。 私の周辺は妙なことを考えつく人がたくさんいるので楽しい。
逆密室恒例・結婚記念文集も、作られる側に回ってみると感慨深いものがある。逆密室の面々による連作バカミスは素晴らしいできばえでありました。
ご出席いただいた皆さま、文集をつくってくださった皆さま、幹事を引き受けてくださった方々、ほんとうにどうもありがとうございました。
両親+妻+私で、両親宅に近いフランス料理店にて昼食。
……なんだか最近、外での飲食記録になっているのでほかのことも。
食事の後は両親宅へ。母が私の少年時代(細い。少なくとも太くない)の写真を妻に見せてる間に、いくつもの段ボールに詰めて保管してもらっている本の山をのぞく。
……そうか、こんなにSFを持っていたのか。
圧倒的にSFだった。そういえば高校生の一時期まで、私の読書は圧倒的にSF寄りだったのだ。SFマガジンは読んでいたけど、ミステリマガジンは手にしたこともなかった。
そんな人が今ではミステリマガジンにブックレビューを書いてるわけで、人の生とはわからないものである。
ちなみに読書がミステリ中心になったきっかけは、高校生のころに読んだ『夜明けの睡魔』 。それまでも多少は海外ミステリを読んでいたけれど(カーとかクイーンとか)、系統的に読みはじめたのはそれからだ。
退社後は推理作家協会事務局へ。
といっても今日のところは、委員一同の顔合わせと候補作の割り振りだけ。なにぶん短編なので、対象作品は雑誌やアンソロジーから切り抜いてホッチキスで綴じたものがそのまま配られる。
候補作を割り振るプロセスは秘密結社の儀式っぽくて面白かった。
帰宅途上で、某編集部から原稿督促電話。もう少しで書き上げられそうなので、「9時半に送る」ということで決着。帰宅後なんとか完成させて、9時半にメールで送付し、再度お詫びの電話をかけたところ……
「実は9時半というのは、明日の午前9時半を指していたんだよ!」
ということが判明。 な、なんだってー! というわけでもう少し見直してから、寝る前に再度送ったことである。
それにしても急いだものだ。時間に余裕があるときでも、このくらいの速さで書ければいいのだが。
毎年恒例のミステリーベスト10。
http://www.bunshun.co.jp/stockfile/best2004.htm
国内9位に少々驚く。ある種の「ブランド」を確立してしまったわけだが、ご本人はそういうことは意識していないのだろう。国内編の総評は、精一杯の対抗措置という感じ(次点の貴志祐介にも言及してもよかったかも)。
海外作品は、過去をテーマにしたものが人気のようだ。歴史ものだと、今年はデイヴィッド・リスの『珈琲相場師』 がけっこう面白かったけど、『ダ・ヴィンチ・コード』や『荊の城』あたりに比べるといかんせん地味すぎたのかな。
これで何をするのかといえば、たまった雑誌などの整理である。紙面をすべてスキャンして、PDFにまとめておくのだ。スキャンした後の紙の束は捨ててしまう。
平綴じならば背表紙を切り落とし、中綴じならば中央からまっぷたつ。愛書家の方々にとっては残虐きわまりない光景かもしれない。で、この紙の束をスキャナに流し込む。オートシートフィーダがついているので、1枚ずつ各面を手でスキャンする必要はない。まとめて面倒を見てくれる。
もっとも、心理的なハードルは高い。CDをコピーするのとはわけが違う。解体した本や雑誌は元に戻らないのだから。そんなわけで、古いポケミスなんぞは怖くて解体できない(反対に、コンピュータ関連の本をばらすのは平気だ)。
かといって裁断用と保存用とで2冊買ってしまっては意味がない。気をつけねば。
ちなみに、こちらのサイトをが非常に参考になった。
● Blancheuih [glasses frames sony lcd xbr toshiba plasma gucci envy ofic..]
● iigotbfbabsp [Actress Meryl Streep and Hillary and Bill Clinton, John. W..]
● suitvlbjfzht [It's the strangest thing since we spread five stores in Ja..]
● lpnxziocxiiy [Have Got thought processes on the jewelry business organis..]
● Christinesqr [starting an art gallery pspplaystation paisley park (sc pd..]
Webで公開されていた。
http://www.bunshun.co.jp/stockfile/best2004.htm
このデータをもとに、あんな集計やこんな集計をしてみよう、と思ったのだが……
誤字が多い。
文春でのページ作成時のミスか、回答者のミスかは不明だけれど、いくつか気づいたものを。
まずは人名の誤記。
などなど。最初の二つは、ミステリをあまり読まない人でもしそうなミスだが、あとの4つはOCRの読み取りミスだろうか。
これは誤変換だろう。また「藤村いづみ」は「藤村いずみ」が正しいが、これはちゃんと確かめないと間違えそう(いま確認しました)。「矢作俊作」になると、もう原因の見当もつかない。これは回答者名の誤記だが、「古山弘樹」はそもそも読みも違っていたりする(カ行に並んでた。orz)
作品名では、1位の雫井脩介『犯人に告ぐ』が、『殺人に告ぐ』『他人に告ぐ』てなことになってるのを見かけた。
若桜木虔氏の回答でも、自著の題名が『修善寺・紅葉の誘惑ライン』になっている("誘惑"は"誘拐"が正しい)。この作品については『修善寺・紅梅の誘拐ライン』という誤記もあった。せっかく表紙に紅葉を描いて10月に出したというのに、「紅梅」とはあまりに酷い。『修善寺・紅海の誘拐ライン』にすると、なんだか鯨統一郎みたいだ。
訳が分からなかったのは"島田荘司『風の歌、星の口笛』"(作者は村崎友が正しい)。いや、確かにあの豪快なトリックは往年の島田荘司に通じるものがあるけれど……。
そんなわけでデータを補正したところで力尽きてしまった。いろいろ集計して遊ぶのはまたの機会に。
これから読むもの・読み直すもの
● Kemoflekmetxet [What is in the content of a copyright waiver ? I need to m..]