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という本の原稿を書いていた。初心者向けに、古今東西の名作100作を紹介したミステリーのブックガイドである。
夕方ミス連に行ったところ、同じくこの本の執筆者である千街晶之さんや川出正樹さんがいたので、どんな原稿を書いたか、なんてことを話した。
ちなみに私の分担は以下の四冊。
非常にわかりやすいハードボイルド野郎になっている。これで『野獣死すべし』がニコラス・ブレイクだったりすると、それはそれで面白いのだが。事故が起きるぜ! 日記つけるぜ! 犯人探すぜ東へ西へ……というのはまた違うブレイクなので要注意。
千街さんの担当分も傾向がはっきりしていた。川出さんの場合、氏の好みを知る人には大変わかりやすい分担なのだが、読者の方々はそんなことを知るはずもないので、なんだか不思議なラインナップに見えることだろう。
ちなみに20人に及ぶ執筆者に担当作品を割り振ったのは杉江松恋さん。詳細は http://homepage3.nifty.com/sugiemckoy/diary/200404-1.html#20040421 をご覧ください。
ガイドブックにちょっと犯罪小説の紹介など書いたのがきっかけで、試写会に行ってきた。キャスト舞台挨拶あり。鈴木京香綺麗。
誇張された派手な表現が楽しい映画だった。演説男・響野(佐藤浩市)が長広舌をふるうさまもしっかり作られていて(銀行襲撃シーン、本当にずっと喋っている)、映画化されたら見たい場面だっただけに満足。
原作との違いで目についたのは、雪子の扱い。原作同様「体内時計の持ち主」なんだけど、映画ではまさに「豪腕ドライバー」そのもの(CG使いまくったカーアクションが多いのですね)。まあ、「体内時計」ってのは映像では扱いにくいのかもしれない。
勢いに任せて細部の辻褄をごまかしちゃったところもあるけれど、まずは原作同様、軽妙にして洒脱なものに仕上がっている。
そういえば、原作のあとがきにこう書かれていた。
九十分くらいの映画が好きです。
そのくらいの長さで、
あまり頭を使わないで済む内容であれば、そちらのほうが好ましいです。(中略)現実味や社会性というものはあってもいいですが、なかったからと言ってあまり気になりません。
まさしくそういう映画でありました。
ちなみに映画のガイドブックはこちら。
これから見ようという方がこの本を入手された場合は、映画を見るまで帯を外さないように(外してもいいけどその下は見ないように)気をつけてくださいね。
何はともあれ鈴木京香綺麗。
ペンチという道具がいかに兇悪かを世に知らしめた快作『無頼の掟』の作者による新作。
ギャングの映画を見た後だからな!
終戦間もない巣鴨プリズンで起きた密室殺人。アメリカ人私立探偵と、収監された日本人戦犯が事件の謎を追う……
先日のミス連で杉江松恋氏が絶賛していた。
これから読むもの・読み直すもの
Before...
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