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日本海軍が真珠湾を攻撃し、ジョン・レノンが死んだ日。
歌野晶午『家守』を読み始める。世間で評判の『葉桜の季節に君を想うということ』は、せっかくの仕掛けが演出の弱さで空回りしているように思えてならないのだが、こっちは地味ながらも好感触。
この人は15年くらい前に島田荘司の推薦文つきでデビューしたのだが、今にして思えばそれが最大の不幸だったのではないだろうか。デビュー作の解説であんな恥ずかしいことを暴露されるのは災難としか言いようがない。しかも島田荘司はああいう話を書くのが必要以上に上手いので、妙に印象に残ってしまう。作品自体も、トリックはさておきそいつを効果的に見せる、ということに全く気を配っていないので弱ってしまった記憶がある。
推理作家協会賞短編部門の予選のため、会社を定時で飛び出して推理作家協会事務局へ。とどこおりなく各自の作業分担を済ませて、1時間弱で解散。
席上でもちょっと話題になっていたのが、今年の「このミス」だった。最近は、書店でも大々的にフェアを催すことも少ないようで、ちょっと寂しい。
同意したのはp.75、味わい深かったのはp.77最上段。
それはさておき、ジャンル別総括の海外編で、小池啓介(本格)/川出正樹(サスペンス)/古山裕樹(犯罪小説・警察小説)の三者がそろってマイケル・スレイド『斬首人の復讐』を取り上げているのは、談合でも牽強付会でも騎馬警察の陰謀でもなく、ごく自然な流れです。だって本格ミステリだしサスペンスだし警察小説だし。
とはいえ、三人そろってスレイドというのは笑ってしまった。別に互いの好みが似通っているわけでもないのだが。そんなわけで、アンケート集計では12位だったけど、心の中では2005年のプチ三冠王です。そしてもちろん永遠の一番星。
これから読むもの・読み直すもの
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