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雪の帝都といえば、青年将校の決起がつきものである。 そもそも青年将校が決起しないのであれば、帝都に雪が降る意味などないといっても過言ではない。 電車遅れるし。たいした雪じゃないのに。
そんな遅れ気味の電車の中で、恩田陸『ねじの回転』を読み終える。2.26事件当日の東京にやってきて、手探りで歴史制御を 試みようとする未来人たちの物語。なんだか「仕事の現場」のにおいがあふれる雰囲気で、このネタで谷甲州が書いていたらどうなったろう、と想像したくなる。
産経新聞コメント完了。
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