現在は更新していません。→最新のページをごらんください。
本を読もうとしても、目は文字を追っているのに内容が頭に入ってこない。田口俊樹訳のローレンス・ブロックがそんなに読みづらいものとは思えないのだが。
不思議なことに、ノンフィクションならばなんとか読める。どうにか読み終えた松本仁一『カラシニコフ』は、政府が機能せず治安が崩壊したアフリカの国々の現状を映し出す良書。
第一章で語られる、子供たちまで兵士として動員されるシエラレオネやリベリアの内戦の現状が実に凄惨。
そういえば、今回の「このミステリーがすごい!」大賞の一次選考通過作品の中にも、リベリア内戦を題材にした作品があった。二次以降はどうなるかなあ(2005-12-24追記:残念ながら落選)。
これから読むもの・読み直すもの