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ここ数ヶ月は家と会社の往復ばかりだったので、機会があればなるべくあちこちに出て行くようにしている。そんなわけでこの日も上映会に。
冒頭、アメリカで起きたある殺人事件のニュースが提示される。ある日系人が、独立記念日にスーパーの駐車場で数人の白人を撃ち、自分も死んだという事件だ。
なぜか日本では全く報じられることのなかったこのニュースに興味を抱いた作者は、事件があったアリゾナの小さな町へと取材に向かう。犯人は、戦時中の日系人収容所で生まれた。公民権運動に揺れていた南部の大学に進学し、その後ベトナム戦争に従軍した経歴を持つ。作者はその生い立ちを追って、収容所のあったカリフォルニア、南部の町、さらにはヴェトナムへと足を運ぶ。
きれいに答えの出る問題ではない。謎はさらに深い謎を呼び、調べれば調べるほど彼の犯行の不可解さが浮かびあがる。そして、作者の事件に対する思い入れの強さも。
諸般の事情で封印されてしまうらしいけれど、もったいないな、と思った。
これから読むもの・読み直すもの
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そのような意味のあるブログの記事のためにあなたのウェブマスターに感謝。私は、上のビューに感銘を受けて Bookstack/log - ドキュメンタリー - とあるドキュメンタリーの上映会に行った.