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『太陽の塔』も読了。いい小説だが、ファンタジーではない。
なんでファンタジーノベル大賞なのにファンタジーじゃないんだゴルァ!
……と思ったが、「このミステリーがすごい!」大賞で『四日間の奇蹟』を推したことのある(http://www.konomys.jp/02kono/comment/009.html)者にそういう文句を言う資格があるかどうか怪しいので、とりあえず言わないでおく。
第15回日本ファンタジーノベル大賞の選評(http://www.shinchosha.co.jp/fantasy/)を読んだところでは、「ファンタジーであるかどうか」を意識していたのは荒俣宏だけのようだ。小谷真理にそういう意識がなかったのは少々意外だが、そんなことはどうでもいいのだ! というくらい気に入ったことが選評から伝わってくる。
これから読むもの・読み直すもの