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2005/06/01 (水) Always Look on the Bright Side of Life [長年日記]

暴徒裁判

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 改訳&文庫化にあたって、解説を書きました。本ができあがって、表紙のイラストを見てから、犬のことにも少しは触れればよかった……と、ちょっとだけ悔やんだことです。

 今回の舞台は田舎町。いつもの都会の空気とは少々おもむきが異なるけれど、事件の派手さはシリーズでも有数。ちょっとばかりイヤなことがあったときは、こんな本が楽しいんじゃないかと思う。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
ヨルノユキ (2005/06/02 (木) 21:50)

10年ほど前、海外へ留学する友人への餞に何冊か本を贈ったことがあります。そのときにミステリではポケミスの『怪盗ニック』シリーズ、それと『暴徒裁判』を選びました。最近どちらも新訳・文庫化され、あのときの選択は間違ってなかったなあ、と勝手に思っています。マローンが犬のヘラクレスと歩く(走る)場面が一番好きで、生きていることは(それだけで)素晴らしい。だから他人の人生を奪ってはいけない、と素直に思います。

ふるやま (2005/06/03 (金) 12:16)

ああ、それは楽しいセレクションですね。「怪盗ニック」も、とても密度の濃いシリーズですし。
『暴徒裁判』のあの犬は、ラストシーンのアレが素敵で気に入っています。

ヨルノユキ (2005/06/04 (土) 22:40)

今回新訳を読んで、「ラストシーンのアレ」を全く忘れていたことに気づきました(記憶力やばい)。心に残るシーンってのは人によって違うものだ、ということにしといてください……。
他に何を選んだかもあまり憶えていないのですが、新刊で入れたはずの本の奥付をみると1992年でした。13年ぶりに『暴徒裁判』に再会したような気分です。
偶然見つけたサイトで、あまりに懐かしく、つい「ツッコミ」に懐旧談を書いてしまいました。どうもお邪魔しました。

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