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序盤は本格ミステリ風。いろいろな素材がぐいぐいねじ込まれているせいか、読んでいて少し疲れた。老マジシャンの描写など、この先の盛り上がりを期待させて楽しいのだけれど。
フランスを旅行中の作家ピーターは、大戦中フランスで戦死した父の墓参のためにある陸軍基地を訪れる。だが、そこには父の墓はなく、その記録もなかった……
昔読んだはずだが内容をあらかた忘れているのでもう一度読んでみる。
それにしてもマレルの不幸は、“映画「ランボー」の原作者”という言葉がついて回ることだと思う。
これから読むもの・読み直すもの
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