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2003/06/14 (土)

30歳

 あと1週間くらいで30歳になっちまうので、新宿にて逆密室関係者を中心とした方々に祝っていただきました。みなさまどうもありがとうございました。なぜか北朝鮮で生き延びるための各種グッズをいただいたのですが、あのへんはあまり本屋がなさそうなので近寄らないと思います。日本で極限状況に追い込まれたときに活用したいと思います。

 宴のあとは替え歌しばりのカラオケへ。ブッシュがイラクを爆撃する歌など歌っていたところ、「10年くらい前も同じようなのを歌ってなかったか」と、ネタの使いまわしを暴かれてしまった。悪いのは私ではない。こんなネタを再利用できてしまう世界情勢に問題がある。

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2004/06/14 (月)

帰宅後は「このミス」大賞応募原稿ばかり

読んでいるので、読書時間がほとんど通勤電車内に限られてしまっている。

とりあえず、最近読んだものの感想をいくつか。

『夜の回帰線』マイケル・グルーバー
新潮文庫からもうすぐ刊行の予定。
"秘境"の呪術が現代都市を侵犯する物語。長すぎると感じる部分もあるけれど、キャラクター造りは印象に残る。
『蹴りたい田中』田中啓文[amazon.co.jp]
駄洒落もここまで徹底すればひとつの論理体系になってしまう。楽しい脱力感でいっぱいだ。
『禁じられた楽園』恩田陸[amazon.co.jp]
『パノラマ島奇譚』へのオマージュとは言われているが、居心地の悪さ(あるいは不安)を感じさせる本書のベクトルは、むしろ『パノラマ島奇譚』の逆を向いているのでは。パノラマ島は居心地のよい"楽園"だったのだ。たとえ世間から見れば猟奇的であっても。
もっとも、同じ方向を向いていないだけに、ホラーとしては非常に楽しく読むことができた。

2005/06/14 (火)

「このミス大賞」

 ここしばらく、通勤電車の中で本を読み、家では「このミス大賞」応募原稿を読む生活が続いている。

 平日は帰りが遅いので、読むのは深夜。眠気に負けて中断することが多い。……が、睡眠時間を削ってでも最後まで読みたい作品に出会えることもあるのが嬉しいところ。こういうことがあるから、面倒だとわかっていても引き受けてしまうのだ。

 ちなみに、通勤電車で読んでいるのは……逢坂剛だったりJ・P・マンシェットだったりマーガレット・ミラーだったり、ほとんど再読ばかりだ。

ジーヴズの事件簿 / P.G.ウッドハウス

 で、これも通勤電車で読んだ。

[amazon.co.jp]

 しばらく前に国書刊行会から出た『比類なきジーヴス』[amazon.co.jp]とほぼ同じ内容。文春のほうが収録作品数は多く、さらにイーヴリン・ウォーや吉田健一によるウッドハウス讃も収められている。

 国書も文春も、引き続きウッドハウスの本を刊行する模様。ただし国書刊行会はジーヴスの活躍する作品をとりあげ、文春はウッドハウスが描いた他のキャラクターにスポットを当てるので、2巻目からは内容が重なることはないはずだ。

 のび太のくせに生意気な若旦那のバーティと、常に冷静沈着なドラえもんであるジーヴスの愉快なお話。気楽に楽しめるけれど、実はきわめて入り組んだ筋書きで、それを複雑と感じさせない手際が素晴らしい。

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2006/06/14 (水)

[読書中]わたしを離さないで / カズオ・イシグロ

わたしを離さないで(カズオ イシグロ)

主人公たちの置かれた奇異な状況がおぼろげに浮かび上がりつつ、全貌はまだ見えない。いっぽう日常生活や人間関係の描写はたいへん了解しやすいもので、それだけに状況の奇妙さが際だっている。

見えそうで見えないもどかしさに引きずられてページを繰っている。

これまで
[読書中]2006/06/12 (月)
[読書中]2006/06/13 (火)
その後
[読了]2006/06/15 (木)

[このミス大賞]19 / 50

さいきん暑いので、ビールをたくさん飲むという誘惑と戦いながら読んでいます。ときどき負けます。

レディに捧げる謝罪物語

昨日の続き。すでに落ちついたようで何よりです。

ただ、「理由はどうあれ、まず『すいません』」という苦情処理法が世の中に存在するのは確かだが、少なくとも苦情を発する側が要求するようなものではないだろう。それじゃゾンディの相棒だ。

もしかしたら、本のオーダーメイドなんてのができるといいのかも。自分の嗜好などを細かく伝えた上で編集してもらうのだ。すさまじく高額になりそうだけど。

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Priest [Keep these articles cmoing as they've opened many new door..]


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