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中盤。3人の主人公のうち、死刑囚以外のふたりの日常には変化が訪れる。
3人それぞれの日常が順番に語られる形をとっているのだが、悲哀が最もストレートに描かれているのは死刑囚でもなければ夫を殺された女性のパートでもなく、人を殺したり身内を殺されたりという経験のない医師のパートだったりする。
特に夫を殺された女性の語り口(彼女のパートだけ一人称である)はユーモアを前面に押し出している。『暴徒裁判』の解説に書いたような、悲哀に裏打ちされた明るさを感じた。
舞台は1960〜70年代の英国。主人公は秘密機関ディオゲネス・クラブのエージェント……だが、彼が挑むのは超自然現象が絡んだ事件であるらしい。カーナッキやジョン・サイレンスといったオカルト探偵もののアンソロジーをきっかけに書かれたようだ。
キム・ニューマンの作品だけに、固有名詞には要注意。何を紛れ込ませてるか分かったもんじゃない。なお、この本での英国は、別に吸血鬼に支配されているわけではなさそう。
今回はいつになく本数が多いらしい(最終的な本数は未確定)。そんなわけで原稿読み開始。
これから読むもの・読み直すもの
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