Bookstack/log

現在は更新していません。→最新のページをごらんください。

«前の日記(2006/09/14 (木)) 最新 次の日記(2006/10/02 (月))» 近況やメモなど。 | topics

2006/09/26 (火) [長年日記]

マンアライヴ / G・K・チェスタトン

訳文がものすごいことになっていると話題の一冊。どういうわけか、私の行動範囲内の書店では未だに見つからない。

くだんの訳文に関する意見でいちばん感心したのが、「あの訳文は暗号で、実は極秘情報が隠されている」という仮説(mixi内の記述なのでリンクはしない)。

しかしどんな秘密が隠されているのだろうか。

  • 「ムーン・クレサントの奇跡」はNASAが捏造したものだった(月には大気がないので、例の音が聞こえるのは不自然)。
  • 「折れた剣」のセント・クレア将軍は実は戦死しておらず、アルゼンチンに脱出して、第四帝国による世界征服をたくらんでいる。
  • 『木曜の男』の秘密結社を率いる議長の正体は、英国政府と密約を結んだエイリアン。
  • 『ブラウン神父の秘密』ではスペインにいるフランボウ、実はnice red costumeに身を包んで異端審問官として活躍していた(創元推理文庫の『ブラウン神父の秘密』がかつて赤い表紙だったのは、この事実を暗示している)。老婦人にクッションを押しつけて "Confess!" と迫るフランボウ。

……というくだらないことしか思い浮かばなかった。実物が手に入らないせいで妄想だけが膨れあがってゆく。まるでチェスタトンの巨体のように。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
clonecd365 (2011/05/09 (月) 21:29)

Wisdom denotes the pursuing of the best and by the least means.

eMTuqlmu (2011/09/02 (金) 21:06)

YRkIPTG

link building (2013/09/07 (土) 13:02)

BK66ng Thanks for sharing, this is a fantastic blog article.Thanks Again. Cool.

お名前:
E-mail:
コメント:
本日のリンク元
その他のリンク元
検索

«前の日記(2006/09/14 (木)) 最新 次の日記(2006/10/02 (月))»
2002|07|08|09|10|11|12|
2003|01|02|05|06|07|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|
2007|01|02|
2008|01|

これから読むもの・読み直すもの

RSS 1.0
Amazon.co.jpアソシエイト