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2009/07/28(火) 埼玉県に騎馬警察を!

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『このミス大賞』の一次選考結果が公開された。

http://konomys.jp/

そちらに書いたとおりなので、特に付け加えることはないのだが……

『災厄の季節』はマイケル・スレイドみたいな話で、そのため私の評価が甘くなっているかもしれない。だが、仕掛けが読めてしまってもわくわくできる作品ではある。残念なのは、舞台が日本なので捜査するのも普通の警察である、ということ。埼玉県に騎馬警察が存在しないことを嘆く日が来るなんて、思いもしなかった。

2009/07/22(水) ハヤカワ文庫トールサイズ

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 amazonでクリス・ライアンの本のデータを眺めていてふと気になったのだが、トールサイズって「新書」なのか?

 なお、カスタマーレビューでは好評で何よりです。

2009/07/19(日) 2009-07-19

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皆既日食に関するニュースを見るたびに、なぜかチェスタトンを思い出すのだが、たぶん:

日食 → 観察 → 太陽を直接見てはいけません → 「アポロの眼」

という連想が働いているのだと思う。

最近、なぜかチェスタトンが脳内に進入してくることが多い。『ルシアナ・Bの緩慢なる死』を読んだときもそうだった。こちらもクライマックスの状況がアレと重なるところがあったせいだろうか。

ちなみに『ルシアナ・B~』は、なんでも「奴らの陰謀だ!」と結論づけてしまう陰謀論信奉者の思考回路がうまく再現されていた。

這いよれ! ニャル子さん

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ASIN:4797354143 逢空万太 / GA文庫

ジャンルの退嬰的な混血がもたらした、忌まわしい冒涜の書。

ニャルラトホテプが漫画とDVDを買い漁る。
ニャルラトホテプが弁当を作ってくれる。
ニャルラトホテプが押し倒されて服を……

そんなわけでクトゥルー神話の新たな地平を切り拓いてしまった作品である。非常にくだらなくて楽しめた。
どんな狂った展開を見せても「まあ無貌の神だから」「まあ這い寄る混沌だから」と割り切れるのも、このキャラクター選定のおかげだろう。誰が混沌に一貫性を期待するだろうか。

いろいろなところから元ネタを引っ張ってきた文章は、クトゥルー神話というものの生い立ちを考えれば、正統に則っていると言えなくもない。そもそもラヴクラフトだって、先行作品からいろいろ引っ張ってきているのだ。

クライマックスに明かされる真相は名状しがたいほどに愚劣で、クトゥルー神話のくせに読後は歪な爽快さを残す。
ダーレス批判などバカバカしくなるような一冊。作品自体がある種の這い寄る混沌であった。めでたしめでたし。

1: 狒狒 『そうそうこれ是非読まねば。』 (2009/04/18 26:17)

2: 古山裕樹 『ぜひお読みください。いひひひ。』 (2009/04/19 15:27)

2009/03/10(火) 粘膜人間はペントハウスの夢を見るか?

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ASIN:404391301X
昨年の暮れぐらいから、周囲で『粘膜人間』に取り憑かれてしまった人々が増えている。
この本に言語感覚を冒された某氏から届いたメールでは、主立った名詞がほとんど「粘膜」という語に置き換わっていて、なんというかガブラーにガビッシュをガブルガブルされたような文面だった。おおむね意味が通じたのは実に不思議なことである。

私も、昨年暮れのある忘年会で霜月蒼さんから『粘膜人間』がどんな話かを教えられ、その奇異な展開に感銘を受けていたところに「で、ここまでがだいたい20ページ」という衝撃的な一言を聞き、迷わず帰り道に書店に立ち寄り購入し、その夜寝る前と翌朝起きてから2回読んだ次第である。私は堪能したが、念のため述べておくと、さわやかな朝の空気に包まれて読むべき本ではない。

その『粘膜人間』に登場する河童が口にする、独特のオノマトペが忘れがたい。私の周囲でも「グッチョネ」という河童語彙を耳にする機会が増えた*1。「グッチョネ」は河童語彙の代表とも言うべきぐっちょねな響きを帯びた語であるが、これが何を指しているかは各自『粘膜人間』を読んで確かめていただきたい。

で、この「グッチョネ」という言葉、どうもどこかで聞き覚えがある……としばらく気になっていたのだが、ようやく思い出した。ボブ・グッチョーネだ。よりによってボブ・グッチョーネである。名は体を表すとはこのことだろうか。ぐっちょねぐっちょね。

*1 : 杉江松恋氏が連呼している