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2004年10月の日記

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地下鉄

地底小説
 かつて通勤に地下鉄を利用していたせいか、地下鉄が舞台の小説がなにかと気になる。

 ロンドンやニューヨークの地下鉄は、ミステリやホラーでもしばしば舞台として取り上げられている。東京の場合、すぐに思い浮かぶのは荒俣宏『帝都物語』の地下鉄建設エピソードくらいだけど。

 地底全般については地底小説を参照。

地下鉄小説リスト

 見つけたり思い出したりしたら随時追加します。

東京

『帝都物語』荒俣宏
時は大正。地下鉄の建設現場を脅かす魔物たち。そこに投入された近代兵器とは……?

ロンドン

『トンネル・ヴィジョン』キース・ロウ
1日でロンドンの地下鉄のすべての駅を踏破できるか? 無謀な勝負に新婚生活を賭けてしまった男の、冒険の一日。
『ネバーウェア』ニール・ゲイマン

ニューヨーク

『地下鉄サム』ジョンストン・マッカレー
地下鉄専門のスリの名人の物語。ユーモラスなコント集。
「ミッドナイト・ミートトレイン」クライヴ・バーカー
戦慄のデビュー作。
「地の底深く」R.B.ジョンソン
『闇の果ての光』ジョン・スキップ&クレイグ・スペクター
酔っぱらったオタクどもが、地下鉄で暴れる吸血鬼と渡り合う!
『マンハッタン狩猟クラブ』ジョン・ソール
地底で人知れず繰り広げられる「狩り」。無実の罪で捕らえられ、狩りの標的にされてしまった青年の運命は……→詳細

その他

「地下鉄ジャック」ジョー・R・ランズデール
ゴッサムを恐怖に陥れる連続殺人鬼とバットマンの死闘。→詳細

おまけ:東京の地下鉄

東京の地下鉄に関しては、小説よりも『帝都東京・隠された地下網の秘密』が強烈だった。
ASIN:4896916808ASIN:4896918118

何が言いたいのか分かりにくい文章のせいか、妙に陰謀の香りが色濃く感じられるのもいい。面白いんだけど、すべてを真に受ける気にはなれない本だ。

そういえば、こんなのもあった。
ASIN:B00012T0I0

新橋駅のシーンが忘れられない。

地底小説

地底小説
 洞窟や地下道なんぞを舞台にした小説。
 「英国地底魂」にも書いたとおり、イギリス人は地底モノを好んで書く、というイメージがある(そんなイメージを抱く人はあまりいないのかもしれないが)。江戸川乱歩や横溝正史も、地底だの洞窟だのを書くのが大好きですね。

 で、私はそういうのを読むのが大好きです。

リスト

地下鉄の話は別項に移した。

※右の「ユーゴスラビア/天然」などの記述は、所在地と、天然のものか人工のものかの区分。人間以外のものが作った場合は「人工(人間外)」としておいた。
  • 『ポセイドンの涙』安東能明 青函トンネル / 人工
  • 『海賊オッカムの至宝』プレストン&チャイルド 米国メーン州沖 / 天然+人工
  • 『カタコンベ』神山裕右 新潟 / 天然
  • 木曜日に生まれた子ども』ソーニャ・ハートネット  オーストラリア/人工
  • 『大洞窟』クリストファー・ハイド  ユーゴスラビア/天然
  • 『地下洞』アンドリュー・ガーヴ  ウェスト・カンブリア/天然
  • 『地底探検』ジュール・ヴェルヌ  アイスランド?/天然
  • 『地底迷宮』マーク・サリヴァン  アメリカ/天然
  • 「地軸二万哩」小栗虫太郎  アフガニスタン/天然
  • 「地底獣国」久生十蘭  沿海州~千島/天然
  • 地底獣国の殺人』芦辺拓  アララト山中/天然(住人あり)
  • 『地底の世界ペルシダー』エドガー・ライス・バロウズ  /天然(住人あり)
  • 『クリムゾン・リバー』ジャン・クリストフ・グランジェ  フランス/天然
  • 『シブミ』トレヴェニアン  スペイン・バスク地方/天然
  • 『洞窟』ジェイムズ・スターツ  イタリア/天然+人工?
  • 『洞窟』ティム・クラベー  東南アジア?/天然
  • 『八つ墓村』横溝正史  岡山/天然
  • 『影男』江戸川乱歩  東京/人工
  • 「赤毛連盟」コナン・ドイル  ロンドン/人工
  • 『キング・ラット』チャイナ・ミーヴィル  ロンドン/人工
  • 『アンダードッグス』ロブ・ライアン  シアトル/人工
  • 『ネバーウェア』ニール・ゲイマン  ロンドン/人工(住人あり)
  • 『グール』マイケル・スレイド  ロンドン/人工
  • グローリアーナ』マイクル・ムアコック  ロンドン/人工(住人あり)
  • 『ジョン・ランプリエールの辞書』ローレンス・ノーフォーク  ロンドン/天然
  • 「シェークスピア奇譚」グレアム・マスタートン  ロンドン/人工
  • 『スラッグス』ショーン・ハトスン  ロンドン郊外?/人工
  • 『穴掘り公爵』ミック・ジャクソン  イギリス/人工
  • 『紙葉の家』マーク・Z・ダニエレブスキー  アメリカ東部/不明
  • 「狂気の山脈にて」H・P・ラヴクラフト  南極/人工(人間外)
  • 「狂気の地底回廊」ブライアン・ラムレイ  スコットランド?/人工(人間外)

履歴

  • 2004/10/23 作成
  • 2005/08/23 『ポセイドンの涙』追加

記事リスト

暗黒館の殺人

ミステリ
ASIN:4061823884ASIN:4061823892綾辻行人 / 講談社ノベルス

擬ゴシックロマン、といったところか。

もともと館シリーズといえば
  • ミステリとしての「びっくり」
  • 異形の館、その奇異な仕掛け、奇妙な住人といった小道具が醸し出す雰囲気
で、前者が主、後者が従だったのだけれど、本書ではこれが逆転しているように感じた。

 たとえば、館の住人。従来の作品であれば、彼らの生い立ちなども「びっくり」のための駒として設定されていたのだけれど、本書ではそれが希薄で、雰囲気醸成それ自体が目的と化している。
 で、あとは「謎への奉仕」という役割から解き放たれた駒たちが、どれだけ独自の存在感を出せるか、なのだけれど……

2004/10/19(火)

日常

休みも終わってまた出勤。

ちと面倒。

新刊の『マンハッタンの中心でアホと叫ぶ―カウボーイ探偵うたう大捜査線』ISBN:479749475って、原題は"Bloat from the Past"なのですね。……邦題がヤケクソ気味だ。

最近の翻訳作品の邦題でうまいな、と感じたのは『リリーからの最後の電話』ISBN:4789723542 。 謎解きそのものはたいしたことはないけれど、この邦題のおかげもあってなかなかいい雰囲気の作品に思える。なぜ? ……というのは読んでみてのお楽しみ。

2004/10/18(月)

日常

旅行のため

10/12~18と休みを取っていたのだが、

明日からまた出勤である。

行きたくないよう。