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Bookstack

2003/01/16(木)

日常

池上冬樹さん上京。

で、深夜まで飲酒。話題は直木賞のこととかいろいろ。

2003/01/14(火)

日常

バラード『スーパー・カンヌ』をようやく読み終える。

2003/01/09(木)

日常

「このミステリーがすごい!」大賞の授賞式

たまたま下読みで私のところに来た作品のうち、2本が受賞。『四日間の奇蹟』は上手い。

しかしまあ、杉江松恋氏がまたしてもモノを壊した疑惑を生み出したり、いろいろあったパーティでした。

グローリアーナ

ISBN:4488652093マイクル・ムアコック/創元推理文庫

 エリザベス1世時代のイギリスによく似た異世界が舞台。定番のニポーン人も端役で登場。

 宮廷陰謀劇を主軸とした物語は、重厚にして絢爛な文章でつづられる。読んでいると疲れるけれど、豪勢な味わいがある。

 アドルフス・ヒドラーなる異世界からの来訪者の名前が出たところで、これもムアコックの巨大な物語体系の一部なのだと気づく。そういう目で見ると、「アリオク」ってのはきっと、エルリック・サーガなどでの「アリオッチ」なのだろう。キシオムバーグなんて名前も出ていたな。

 宮廷の地下やら隠し通路の描写なんぞを見るにつけ、イギリス人ってやっぱり地底好きだよな、と思う。(英国地底魂も参照)