ようこそゲストさん

Bookstack

2003/01/06(月)

日常

初出勤

ノートPCが壊れたりいろいろあってあまり身動きできず。……というわりにはamazonに大量に注文を出してたりする。

午後から会社へ。ひとのPCトラブルを処理するうちに時間が過ぎる。

『紙葉の家』というすさまじく怪しげな小説を購入。読むのが楽しみ。

ISBN:4789719685

HMM年間回顧、難航。それなのに作品の予備知識について思ったことを書いてみたり。

モルグ街の殺人

ミステリ
 ミステリの起源、とされている作品である。
 年の初めだから、ってわけでもないが、なんとはなしにこれを手にとって読んでみた。

 いまどきのミステリに比べれば、おそろしくシンプルな物語である。探偵役のデュパンと語り手の暮らしぶりが紹介され、モルグ街で二人の女性が殺された事件が語られる。デュパンは一度現場を調べて真相を分析し、それを語り手に説いて聞かせる。被害者や証人たちの人物描写などほぼ皆無。デュパンだって単なる推理機械だ。

 むしろ、「おはなし」以外のところが興味深い。

 たとえば、冒頭での分析的知性に関する講釈。これを「いつも書いてる幻想小説とはちょっと違うぜ!」という熱意のあらわれ、と見るのはうがちすぎだろうか。

 あるいは、事件当夜に現場で聞かれた声に関する記述だ。ある証人は、声の抑揚からそれをスペイン語だと言い、また別の証人はイタリア語、あるいはドイツ語やロシア語や英語だと言い、さらにはフランス語だと言い出す外国人まであらわれる始末。大都会としてのパリと、そこに生じる「隣は何をする人ぞ」的なコミュニケーションの断絶を感じさせる。

 もうひとつは、この事件の犯人が関係しているので、ちょっと書きづらい。
 というわけで、「モルグ街の殺人」を読んだことのない方はここまで。

続きを読む

2003/01/01(水)

日常

年末年始は

当初の予定がいささか狂って、一人のんびりと過ごすことに。だが本の整理などしていたら、一向にのんびりできなかった。

それはさておき、キム・ニューマンの"Genevieve Undead"は表紙のイカレ具合が素晴らしすぎるので、ぜひ皆さんにも一度ご覧いただきたい。

ISBN:0743411773

2002/12/24(火) エッシャー

未分類
この人の絵は面白いよね。

エッシャー公式サイトはここ。→ http://www.mcescher.com/ グッズなども買えるようだが、1ユーロっていくらだっけ。

レゴのブロックでこんなのを造っちまう人がいる。すごい。

Ascending and Descending http://www.lipsons.pwp.blueyonder.co.uk/escher/ascending.html

Belvedere http://www.lipsons.pwp.blueyonder.co.uk/escher/belvedere.html

特に後者の凝り具合は感動モノ。