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Bookstack

2002/12/07(土)

日常

HMMの原稿ができあがるわけですが。

2002/12/06(金)

日常

慶応推理研で『グルーム』読書会をやるというので

OB3人で参加。しかも中の一人は文春の『グルーム』担当者。

……あいにく、学生さんにはやや不評でありました。

2002/12/05(木)

日常

オーストラリア大使館へ。

今回オーストラリア作家のミステリ3作が邦訳されたが、その後援がオーストラリア政府なのだとか。

作家による作品朗読などもあったのだが、まさか大使館のホールで、男女がまぐわったりするさまを聞かされるとは思わなかった。

ただ、「オーストラリアのもの」として国籍を強調する意義(オーストラリア側はともかく、読者の側の)はよくわからない。

(書店の店頭で見るかぎりでは、「オーストラリア産」をそんなに強く主張してるわけではないが)

会場でミステリ関係者でない方と話していて思い出したが、グレッグ・イーガンもオーストラリア作家である。

この人の場合、もはや「どこの国の作家か」なんてことはあまり重要ではないのだが。

ちなみに、こういう英米以外の英語圏で気になるのはカナダ。

なにしろ「アメリカの隣」で、制度も文化もアメリカと大きく異なるわけではない(例えば日本と韓国の差異に比べれば、微々たるものだ)。

うかうかしてると自国のアイデンティティが失われてしまうかもしれないのだ。

マイケル・スレイドみたいないかれた作家の小説でも、ときどき微妙な対米感情の発露が見られて興味深い。

2002/12/02(月)

日常

ハーレクイン・ロマンスのことを

「ハーレークイーン」と表記する人がいます。

字面を見るたびに「ハーレーダヴィッドソンを駆るフレディ・マーキュリー(素肌に革ジャケット)」というとってもハードゲイな風景を連想してしまいます。

助けてください。

2002/12/01(日)

日常

2冊たてつづけに読む。

明暗くっきり。

  • クライブ・カッスラー『マンハッタンを死守せよ』
  • レイモンド・ベンスン『007/ゼロ・マイナス・テン』

 前者はプロローグで期待感を煽った分、後半が尻すぼみ。ラストは……いきなりあんな話出されても

一見さんの読者にはかなり辛い。少なくとも一見さんではないと思っていた私も辛かった。誰も止める人はいなかったのか、これ。

 後者は「あの007シリーズ」を担うことになった書き手の第一作。ちょっと硬くなってるきらいは

あるものの、007マニアでない人にも十分楽しめる出来ばえ。何より、馴染みの客にはちゃんと馴染みの味を出してくれるのがいい。