【日常】
例年だと本業がかなり繁忙状態になっているのだが、今年はややのんびりした状態。もっとも、仕事がなくなるのもまずいので、身も心ものんびりというわけにはいかないのだが。
ただ、本を読む時間を確保しやすくなったというメリットも。数日前にロバート・リテルの『CIA ザ・カンパニー』という重量級×上下二巻を読み終えたのだが、もしも今が空前の好況だったら、まだ上巻の途中を読んでいたところかもしれない。
ちなみにリテルの小説は、1950年代から90年代に至るまでのCIAを、同時期にエージェントとなった3人の男たちを通して描いたもの。キム・フィルビーの裏切り、ハンガリー革命にキューバ革命、アフガニスタンでの工作、さらにはゴルバチョフ政権下のクーデターといった史実に、CIA内部に潜んだ裏切り者を探し出す物語が絡み合う。
ジョン・ル・カレの『サラマンダーは炎のなかに』同様、冷戦と冷戦以降とをつなぐようなスパイ小説。もっとも、リテルのほうはもっぱら冷戦を描くことに力を注いでいる。
ただ、本を読む時間を確保しやすくなったというメリットも。数日前にロバート・リテルの『CIA ザ・カンパニー』という重量級×上下二巻を読み終えたのだが、もしも今が空前の好況だったら、まだ上巻の途中を読んでいたところかもしれない。
ちなみにリテルの小説は、1950年代から90年代に至るまでのCIAを、同時期にエージェントとなった3人の男たちを通して描いたもの。キム・フィルビーの裏切り、ハンガリー革命にキューバ革命、アフガニスタンでの工作、さらにはゴルバチョフ政権下のクーデターといった史実に、CIA内部に潜んだ裏切り者を探し出す物語が絡み合う。
ジョン・ル・カレの『サラマンダーは炎のなかに』同様、冷戦と冷戦以降とをつなぐようなスパイ小説。もっとも、リテルのほうはもっぱら冷戦を描くことに力を注いでいる。