▼ 2002/11/15(金)
【日常】
■はしご
夕方まで出張で表参道のあたりにいたので、そのまま渋谷まで歩き、ひさしぶりに慶応大学推理研の例会に顔を出す。
読書会で取り上げていたのは、『最後のカミカゼ』という、題名のわりにはあまりゲテモノではない普通のスリラー。
作者はバランス感覚に優れた人で、日本の描写もそんなに狂ってなかったのだが、むしろその歪みのなさが物足りなかったりする。
私はもちろん学生の皆さんに『第七の空母』をおすすめしたことでした。
その後学生さんたちと飲んでから帰宅……のはずが、杉江松恋氏から魔の電話がかかってきて新宿へ。
着いてみればミステリチャンネル「Best Books」の打ち上げだった。
「『グルーム』はクトゥルー?」
「『髑髏島の惨劇』はクトゥルー?」
などの奇怪な質問をうけ、答えていたらいつのまにかクトゥルー奉行に任命される。
で、帰ってきたのは夜明けちょっと前。
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