【日常】
メッセージ欄
2002年11月の日記
▼ 2002/11/16(土)
【日常】
■ミス連@新宿。
酒を飲みに行ったはずなのに、締め技に苦しめられるなどの得がたい体験をする。
これだからプロレス者は……などと書くと、ばれたら確実に殺されるのでやめておきます。
で、気づいたらまたしても午前四時まで。
そろそろ電車も動き出す時刻であり、タクシーに乗るのもナニなので、四谷駅まで歩いてみた。
健康的。
▼ 2002/11/15(金)
【日常】
■はしご
夕方まで出張で表参道のあたりにいたので、そのまま渋谷まで歩き、ひさしぶりに慶応大学推理研の例会に顔を出す。
読書会で取り上げていたのは、『最後のカミカゼ』という、題名のわりにはあまりゲテモノではない普通のスリラー。
作者はバランス感覚に優れた人で、日本の描写もそんなに狂ってなかったのだが、むしろその歪みのなさが物足りなかったりする。
私はもちろん学生の皆さんに『第七の空母』をおすすめしたことでした。
その後学生さんたちと飲んでから帰宅……のはずが、杉江松恋氏から魔の電話がかかってきて新宿へ。
着いてみればミステリチャンネル「Best Books」の打ち上げだった。
「『グルーム』はクトゥルー?」
「『髑髏島の惨劇』はクトゥルー?」
などの奇怪な質問をうけ、答えていたらいつのまにかクトゥルー奉行に任命される。
で、帰ってきたのは夜明けちょっと前。
▼ 2002/11/13(水) 2002年ベスト6
【読書】
2001年11月以降の新刊から。
結局、「このミステリーがすごい!」のアンケート回答はこんなふうにしました。
結局、「このミステリーがすごい!」のアンケート回答はこんなふうにしました。
■海外
- 『髑髏島の惨劇』マイクル・スレイド
- 『ドラキュラ崩御』キム・ニューマン
- 『ミルクから逃げろ!』マーティン・ミラー
- 『グルーム』ジャン・ヴォートラン
- 『闇に刻まれた言葉』ジャック・オコネル
- 『ミスターX』ピーター・ストラウヴ
■候補
海外は:
- 『髑髏島の惨劇』マイクル・スレイド
- 『ドラキュラ崩御』キム・ニューマン
- 『ミルクから逃げろ!』マーティン・ミラー
- 『ミスターX』ピーター・ストラウヴ
- 『テキサス・ナイトランナーズ』ジョー・R・ランズデール
- 『さらば愛しき鉤爪』エリック・ガルシア
- 『グルーム』ジャン・ヴォートラン
- 『アイスマン』ジョー・R・ランズデール
- 『¥999』フレデリック・ベグベデ
- 『闇に刻まれた言葉』ジャック・オコネル
9年前、「このミス」アンケート回答者中ただひとり『グール』を1位に推した者としては、やはり『髑髏島』を挙げないわけにはいかない。
国内は:
- 『トカジノフ』戸梶圭太
- 『トカジャンゴ』戸梶圭太
- 『ダーク・ムーン』馳星周
- 『狐闇』北森鴻
- 『ハルビン・カフェ』打海文三
- 『秘神界』朝松健・編
- 『アウトリミット』戸梶圭太
- 『黒焦げ美人』岩井志麻子
- 『デッドウォーター』永瀬隼介
- 『デッド・ロブスター』霞流一
- 『グラン・ギニョール城』芦辺拓
- 『最後の記憶』綾辻行人
- 『夜の禿鷹2』逢坂剛
今年は戸梶一色だ! ……とか思ってたけどちょっと迷っているところ。