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2004年12月の日記

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2004/12/16(木)

日常

週刊文春が家に届いていた

毎年恒例のミステリーベスト10。

http://www.bunshun.co.jp/stockfile/best2004.htm

国内9位に少々驚く。ある種の「ブランド」を確立してしまったわけだが、ご本人はそういうことは意識していないのだろう。国内編の総評は、精一杯の対抗措置という感じ(次点の貴志祐介にも言及してもよかったかも)。

海外作品は、過去をテーマにしたものが人気のようだ。歴史ものだと、今年はデイヴィッド・リスの『珈琲相場師』ISBN:4151728538 がけっこう面白かったけど、『ダ・ヴィンチ・コード』や『荊の城』あたりに比べるといかんせん地味すぎたのかな。

2004/12/15(水)

日常

職場の人々と宴会

いちおうこの一年を振り返って云々とか、来年はどうするか云々なんてのを話す……という目的もあったのだが、隣の座敷がうるさかったりで所定の目的が果たせたかどうかは疑問。

酒を飲みながら仕事の話をするのは苦手だ。酒のせいで頭の働きも鈍っている状態で、有意義な話をするのは難しい。酒類抜きならまだいいんだけど。

2004/12/13(月)

日常

推理作家協会賞短編部門の選考

退社後は推理作家協会事務局へ。

といっても今日のところは、委員一同の顔合わせと候補作の割り振りだけ。なにぶん短編なので、対象作品は雑誌やアンソロジーから切り抜いてホッチキスで綴じたものがそのまま配られる。

候補作を割り振るプロセスは秘密結社の儀式っぽくて面白かった。

帰宅途上で、某編集部から原稿督促電話。もう少しで書き上げられそうなので、「9時半に送る」ということで決着。帰宅後なんとか完成させて、9時半にメールで送付し、再度お詫びの電話をかけたところ……

「実は9時半というのは、明日の午前9時半を指していたんだよ!」

ということが判明。

な、なんだってー! というわけでもう少し見直してから、寝る前に再度送ったことである。

それにしても急いだものだ。時間に余裕があるときでも、このくらいの速さで書ければいいのだが。

2004/12/12(日)

日常

過去

両親+妻+私で、両親宅に近いフランス料理店にて昼食。

……なんだか最近、外での飲食記録になっているのでほかのことも。

食事の後は両親宅へ。母が私の少年時代(細い。少なくとも太くない)の写真を妻に見せてる間に、いくつもの段ボールに詰めて保管してもらっている本の山をのぞく。

……そうか、こんなにSFを持っていたのか。

圧倒的にSFだった。そういえば高校生の一時期まで、私の読書は圧倒的にSF寄りだったのだ。SFマガジンは読んでいたけど、ミステリマガジンは手にしたこともなかった。

そんな人が今ではミステリマガジンにブックレビューを書いてるわけで、人の生とはわからないものである。

ちなみに読書がミステリ中心になったきっかけは、高校生のころに読んだ『夜明けの睡魔』ISBN:4488070280 。それまでも多少は海外ミステリを読んでいたけれど(カーとかクイーンとか)、系統的に読みはじめたのはそれからだ。

2004/12/10(金)

日常

ひさしぶりに西葛西へ

大森望さんのお誘いで焼肉屋での宴会に。

先日(2004/12/05)も焼肉屋だったわけで、週に2回も肉を食いまくるというのは珍しい。