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2005年3月の日記

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2005/03/24(木)

日常

第6回小学館文庫小説賞

下読みなどを少しお手伝いしたので、贈賞式&パーティに行ってきた。

受賞作は河崎愛美『あなたへ』。ちなみに作者はまだ16歳。

下読みでこの作品を絶賛した池上冬樹さんによると「泣ける話」であるらしい。小学館としては『世界の中心で~』や『いま、会いにゆきます』のような位置を狙っているのだろう。

最後まで候補に残った作品の中に、私が下読みで推したものが2作あった。どちらもバカバカしいアイデアを核にしたホラー。私はそういうのが好きだ。

昼酒

ちなみに、パーティがあったのは昼間(受賞者が未成年だから配慮したのかな)。その後、下読みの4人と小学館の方と蕎麦屋で昼酒。

CD買った

酔っぱらったままCDを購入。

  • Demons / Spiritual Beggars
  • The Magnificent Seventh / Thunder
  • Mafia / Black Label Society
  • Beyond The Sea / Dark Moor

最後のは、ジャケットのクトゥルー風タコ頭とか、"Silver Key"という曲が収録されているあたりで思わず購入してしまった。素面ではなしえないわざである。

いいかげん、クトゥルーのにおいがするというだけの理由でCDを買うのはなんとかしなくては……

[] ララバイ/チャック・パラニュークISBN:4152086238

パラニュークの新刊。ミステリマガジン書評用に。

2005/03/23(水)

日常

[] 殺人展示室 / P.D.ジェイムズ (3)読了

昨日の時点でやっと半分読了。で、今日は最後まで。

他愛もないミスディレクションだが、高密度な描写のなかに埋め込まれているとそれなりに効果を発揮するものだ。もっとも、途中で誰が犯人か気づいてしまったけど……

明日は休むことにした

よって今日は比較的遅い時間まで職場にいた。帰ろうとして気づいたら、残っていたのは自分のほかにはあと一人だけ。

2005/03/22(火)

日常

[] 殺人展示室 / P.D.ジェイムズ (2)

 ようやく、つらい時期を過ぎた。「つらい」と書くと誤解を招きそうだが、つまらないわけではなく、精緻な大伽藍のごとき重厚さに体が慣れるまで、しばらく時間(ないしはページ数)がかかるのだ。やたら密度の濃い小説であり、楽しいことは楽しいのだが、とにかく疲れる。

 それにしても、80歳を過ぎた人が書いたとはにわかに信じがたい重厚さである。

[] ブラッドタイド/メルヴィン・バージェス (2)

 ちょっと間が空いたが、ちゃんと続きを読んでいる。

2005/03/21(月) 3連休最後

日常

天気もよかったので

 家にこもって本を読むなんてことはやめて、外に出かけてみた。

 いつのまにか古本屋にいた……。

2005/03/20(日) 3連休その2

日常

[] 殺人展示室 / P.D.ジェイムズISBN:4150017662  (1)

 P.D.ジェイムズの作品は、読めば間違いなく満足できる。安心して読み始められる作家なのだが、とにかく序盤がつらい。最初の5分の1~4分の1を読み終えるまで、あの独特のへヴィネスに体がなじまないのだ。

 つらいです。

[] アストロシティ:ライフ・イン・ザ・ビッグシティISBN:4902314827

派手なコスチュームに身を包んだヒーローが飛び回る話でありながら、人生の一局面を切り取った渋い短編集として楽しめる。偶然ヒーローの正体を知ってしまった小悪党が主役の、可笑しさと物悲しさが入り混じった物語が印象深かった。

[] Elektra:Introspect

ISBN:0785109730

ストーリーはグレッグ・ルッカによるもの。暗殺者エレクトラが、かつての自分の犠牲者の遺族や雇用主によって追い詰められ、そこから復活を図る物語。ヒロインが過去と対峙するというパターンは『わが手に雨を』ISBN:4163233601や『耽溺者(ジャンキー)』ISBN:4062749823あたりにも通じるものがある。

裏表紙が結構イイです。

ヨーロッパ・ユニバーサリス2

ISBN:B0001C63YE

歴史上の1カ国を選んで、その内政や外交を操作し、15世紀から19世紀までの400年間を乗り切るゲーム。実を言うとこれのせいで読書が捗りません。