上巻。
主人公の一家はパレオロゴスという名前で、ビザンティン帝国最後の皇帝の末裔……という設定。しかし日本においては夏目漱石の「オタンチン・パレオロガス」のほうがむしろ有名かも。山芋が十二円五十銭だっけ。