■[読書中]悪魔の栄光 / ジョン・エヴァンズ
お話は後半へ。往年のギャング、何か企んでいそうな女性、そして謎の怪人。古文書をめぐる争奪戦が加速する。
後頭部を殴られて気を失う……というこのジャンルの定番も、しっかり使われている。
■[入手本]翡翠の家 / ジャニータ・シェリダン
送っていただいた本。ありがとうございました。
1949年の作。新人作家ジャニスと、そのルームメイトとなった中国系の女性。ふたりのヒロインが殺人事件に巻き込まれる……というコージー・ミステリだそうな。
解説をちょっと読んでみたが、作者の生い立ちが劇的である。
幼い頃、祖父をのちにメキシコの革命家となる山賊パンチョ・ビリャに、父親を政敵に殺され、彼女は母親とふたり、さまざまな苦労をしました。
まるでジェイムズ・カルロス・ブレイクの登場人物である。でも作品はコージー。