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陰謀小説

陰謀小説
「南米に逃れたナチの残党が空飛ぶ円盤を作っている」
「アメリカ空軍の基地にエイリアンの死体が隠されている」
「世界経済を陰で支配しているのはフリーメーソン」
……そんな怪しげな話を耳にしたことはないだろうか。

 ここでは、そんな怪しい陰謀を描いた小説を集めてみた。

(ついでに、Amazonにて「これは奴らの陰謀だ! 素敵な陰謀小説の世界」なんてリストを作ってみた)

 とりあえず、陰謀を企でた主体がどういう性質の集団なのか、で分類してみた。ちなみに「実はそんな陰謀はありませんでした」のようなオチの作品も混じっているが、ここでは区別しないで取り上げることにする。

政府内部とその周辺(※外国政府は含まない)

体制そのもの、あるいは体制に承認された秘密機関

体制内で暴走する一機関


体制をコントロールする陰の集団(集団自体は体制外部)


政府外部

企業

外国政府

イデオロギーに基づく集団

信仰に基づく集団

その他の私情に基づく集団

人類以外

このリストの由来

推理小説論叢』 という、慶応大学推理小説同好会50周年の記念冊子に書いた原稿がもとになっている。もともとは「各自の切り口で、全50巻のミステリ全集を作る」というコンセプトだったので、このリストも50冊限りだった。

もとの原稿はこちら→陰謀小説の選択基準

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2004/01/05(月)

日常

今日から仕事始め。

「ティム・バーナーズ・リーがナイト叙勲」というニュースが http://w3c.org/ のトップページを飾っているのを同僚が見つける。ちなみにこの同僚の人はW3C勧告を無視しまくったHTMLを見ると気分を害するくちで、しかも仕事の都合でそういうHTMLを山ほど目にすることがあるので、席の近い私はしばしば怯えている。

W3Cにもティム・バーナーズ・リーにも含むところはまったくないのだが、イギリスの叙勲というと、どうしても「ありもしない『帝国』の名で与えられる勲章など、ばかばかしい」という、J・G・バラードが叙勲を辞退して述べた言葉のかっこよさを連想してしまう。まあ、社会通念上は祝うべきものではあるのだが。

このページをご覧になる方はティム・バーナーズ・リーとかW3Cなんてものに馴染みが薄い方面の方が多いかと思うので少しだけ補足。

W3C
World Wide Web Consortium。Webに関するさまざまな技術の標準化を進めている団体。
ティム・バーナーズ・リー
今日のWebの基盤を作った人。Webページのアドレスの表記の仕方や、ページを記述する方法、Webページのデータをネットワークを介してやり取りするための仕組みを考案した。


陰謀小説リストなどいじってみる。


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