『荊の城』上 下を読む。年端も行かぬ娘さんにあんなことやこんなことをさせてしまういけない小説で、上下2冊を一息に読んでしまった。結末はとってもキュート。『犬は勘定に入れません』が清く正しい表ヴィクトリア朝小説とするなら、こちらは汚れた邪悪な裏ヴィクトリア朝小説だ。
ああ、もうこんな時間に……。